NPO法人未来への扉|代表理事挨拶・設立趣旨・アクセス

 
代表理事挨拶

代表理事 齊藤 勇介
 現在、日本に在留する外国人は約256万人まで増加しており、国内で働く外国人も約128万人に急増しています。中小企業等の人手不足の深刻さを踏まえ、一定の専門性や技能を有し即戦力となる外国人材の受け入れは急務であり、就労を目的とした新たな在留資格の創設もスタートします。また、この10年で、小学校・中学校・高等学校等で日本語指導力が必要な外国籍の児童生徒数やそれ以外の国内の日本語学習者数は大幅に増加しています。
 私たちは、こうした外国人の受入れ拡大や外国人との共生社会の実現のため、県内で外国人が教育・就労・生活の場で円滑にコミュニケーションができるレベルの日本語教育や、外国人児童生徒の教育の充実を図りたいと考えます。

 
設立趣旨
 県内の公立学校でも、外国人児童の日本語教育を行っていたり、ボランティア団体等による支援があったりもしますが、まだまだ充足できていない現状があります。
 県内に在住する外国人が安心して働き、外国人児童がしっかりと日本語を学べるような環境作りと支援を行っていきます。そして、ひとりでも多く「この山梨で働きたい、子どもを育てていきたい」という外国人を増やしたいと考えています。
 これからますます拡大していく外国人の受入れに伴い、一任意団体では活動に制限が生じる可能性があります。外国人との共生社会の実現のためには、地域の行政や関連団体との連携を深めていく必要があり、営利を目的ではなく社会的にも認められた公的な組織となり、多くの県民の方々に参画していただきたいと考え、法人として設立に至りました。
 法人化することにより、組織を発展、確立することができ、将来的に県内における外国人受入れや共生のためトータル的な支援と、日本語教育に関する様々な事業を展開できるようになり、地域社会に広く貢献できると考えます。
 
アクセス
事業本部  
〒409-3843      
         山梨県中央市西花輪3637-15